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~「価格交渉促進月間(2025年9月)」フォローアップ調査結果~

経済産業省(中小企業庁)は、2025年11月28日(12月2日更新)、同年9月に実施された「価格交渉促進月間」のフォローアップ調査結果を公表しました。

本調査は、受注側中小企業30万社を対象に行われたもので、今回の結果では全体の価格転嫁率が前回調査から改善したほか、賃上げ原資となる「労務費」の転嫁率が初めて50%に到達するなど、一定の進展が見られました。

組合員事業者の皆様におかれましては、自社の取引条件の改善に向け、本結果を参考指標としてご活用ください。

調査結果のポイント

1. 価格転嫁率は「53.5%」に改善

全体の価格転嫁率は、前回調査から約1ポイント増の53.5%となりました。 コスト要素別に見ると、原材料費は55.0%、エネルギーコストは48.9%、そして労務費は50.0%となり、労務費の転嫁率が初めて5割台に乗りました。

2. 発注側からの交渉申し入れが増加

発注側企業から価格交渉の申し入れがあった割合は34.6%(前回比約3ポイント増)となり、価格交渉を行いやすい環境が徐々に醸成されつつあります。また、交渉が行われた企業の7割超が「労務費についても交渉できた」と回答しています。

3. 都道府県別の転嫁率ランキングを初公表

今回より初めて、都道府県別の価格転嫁率ランキングが公表されました。上位と下位の都道府県では転嫁率に10%以上の差が生じており、地域によるばらつきが明らかになっています。

4. 支払条件(手形サイト・手数料)の課題

下請法等の遵守状況については、以下の課題が残存しています。

  • 支払期日が60日を超過している:7.2%
  • 手形サイト等が60日を超過している:6.1%
  • 支払手数料を受注側が負担している:約3割

今後のスケジュール(発注者リストの公表等)

経済産業省では、今回の調査結果を踏まえ、以下の対策を実施する予定です。

  • 2026年1月中下旬: 「発注者リスト」の公表
    • 発注企業ごとの価格交渉・転嫁・支払条件の評価が実名で公表されます。
  • 2026年2月以降: 指導・助言の実施
    • 状況が芳しくない発注者に対し、事業所管大臣名での指導等が行われます。

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