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安全運行の基本は「点呼」。
近年はICTの進化により、対面以外にも遠隔点呼・自動点呼・IT点呼が導入され、
働き方改革と安全性の両立が求められています。
ここではそれぞれの違いとポイントをわかりやすく解説します。


🟩 ① 対面点呼(基本)

運行管理者がドライバーと直接対面し、健康・酒気帯び・疲労などを確認します。
最も確実な点呼方法で、全ての事業者が必ず実施できる基本形です。

✅ ポイント:原則、業務前後は対面が必須。やむを得ない場合のみ「電話等」で中間点呼可。


🟦 ② IT点呼(Gマーク事業所など)

カメラや通信機器を使い、遠隔で対面と同等の点呼を行う方式。
Gマーク事業所など、一定の安全実績を持つ営業所に限って実施できます。

📌 実施には運輸支局への届出が必要(10日前まで)
📌 Gマークがなくても「3年以上の安全実績+違反なし」などの条件で認可可。


🟨 ③ 遠隔点呼(令和5年4月~)

国が定める要件を満たした遠隔点呼機器を使えば、Gマークなしでも実施可能!
営業所間や車庫間の点呼に加え、令和7年からは他社間でも受委託契約により実施可能になりました。

✅ 生体認証やカメラで本人確認・体調確認
✅ 通信環境・照明なども国の基準に準拠
✅ 実施10日前までに運輸支局へ届出が必要


🟧 ④ 自動点呼(令和5年~後点呼/令和7年~前点呼)

国が認定した「自動点呼機器」が確認・記録を自動で実施。
運行管理者の立会いなしでもOKですが、異常時は警報が発報され、
管理者の確認対応が必要です。

🧠 自動点呼では…
・本人確認(生体認証)
・アルコールチェック
・健康・疲労・睡眠申告
・日常点検・指示事項の確認
を自動で行い、記録を保存。

✅ 業務前・後とも「国認定の機器」以外は使用不可
✅ 自動点呼も実施10日前に届出が必要


🟪 ⑤ 中間点呼(例外時のみ)

業務前後の点呼がどちらも対面で行えないときのみ実施。
電話などで体調・酒気帯びを確認し、運行指示書を作成します。


🧩 まとめ:点呼の種類と主な違い

種類実施者方式対象届出特徴
対面点呼管理者直接対面全事業所不要原則義務・最も確実
IT点呼管理者カメラ通信Gマーク他一定条件限定範囲で実施可
遠隔点呼管理者認定機器使用営業所間・他社間Gマーク不要、事業者間可
自動点呼認定機器自動判定営業所・車庫管理者不在でも可
中間点呼管理者電話等特例不要前後対面不可時のみ

🔔 注意!

  • 点呼は総回数の3分の1以上を運行管理者本人が実施する必要があります。
  • 点呼記録簿は1年間保存が義務。
  • 「飲酒運転ゼロ」「体調異常時は乗務禁止」を徹底!

🚛 これからの点呼は「安全 × ICT」

点呼制度の進化は、ドライバーの負担軽減と安全性の両立が目的です。
新しい点呼方法を正しく理解し、
“事故ゼロ・違反ゼロの運行管理”を実現しましょう。

「全国トラック協会 点呼の違いをポイント解説!」リーフレット