公益社団法人全日本トラック協会と日本貨物運送協同組合連合会は、トラック運送における直近の運賃傾向を示す「求荷求車情報ネットワーク」(WebKIT)の令和7年10月分の成約運賃指数を発表しました。
成約運賃指数は、平成22年4月を100としています。
| 年度 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 |
| 令和7年度 | 135 | 143 | 138 | 138 |
| 令和6年度 | 131 | 140 | 142 | 139 |
| 令和5年度 | 122 | 124 | 126 | 126 |
令和7年度は、7月の135から8月には143まで上昇しましたが、9月は138に下がり、10月は横ばいの138となりました。前年同月(令和6年10月:139)と比較すると、1ポイントの減少となっています。
年度ごとの成約運賃指数(平成22年度を100)を、荷物重量4t以下と4t超で比較すると、全体および4t以下の区分で令和7年度も高い水準を維持していることが分かります(令和7年度は10月末現在)。
| 年度 | 全体 | 荷物重量4t以下 | 荷物重量4t超 |
| 令和7年度 | 132.7 | 141.2 | 125.0 |
| 令和6年度 | 133.5 | 141.8 | 126.8 |
| 令和5年度 | 122.4 | 129.2 | 117.7 |
特に荷物重量4t以下の運賃指数は、令和7年度に141.2と、全体の指数(132.7)や4t超の指数(125.0)を上回っています。
■考察
一過性のピーク需要(8月)が収束した後、景気減速に伴う実需の弱さが運賃水準を押し下げましたが、(9月)、その後、高止まりする輸送コストを背景に、運賃水準は一定のライン(138)で下げ止まっていると思われます。



