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今年の地域別最低賃金改定の目安が発表されました。全国加重平均は63円の引き上げとなり、これは昭和53年度の目安制度開始以来、過去最高の上昇額です。これにより、最低賃金は初めて全国平均で1,100円台に乗る見通しとなりました。


人件費管理の重要性

今回の引き上げ目安は、Aランク、Bランクが63円、Cランクが64円と、全国的に一律に近い大幅な上昇を示しています。特にCランクでは、**引き上げ率が6.7%**に達しており、地方の中小企業経営者にとっては大きな負担増となる可能性があります。

  • Aランク(東京、大阪など6都府県):63円
  • Bランク(北海道、福島、宮城、福岡など28道府県):63円
  • Cランク(青森、岩手、秋田、山形鹿児島など13県):64円

この目安通りに最低賃金が改定されれば、人件費の計画的な見直しは避けられません。事業の収益性や価格設定、採用戦略にまで影響を及ぼすため、早急な経営判断が求められます。


今後の経営戦略

最低賃金の上昇は、単なるコスト増と捉えるだけでなく、生産性向上人材確保のチャンスと考える必要があります。

  • 業務効率化の推進:自動化やDX投資で生産性を高め、人件費の上昇分をカバーする。
  • 賃金体系の見直し:従業員のモチベーション向上や優秀な人材の定着のため、より魅力的な賃金体系を検討する。
  • 採用戦略の再構築:最低賃金の上昇は、求人における競争力を高める機会でもあります。

この目安はあくまで各都道府県での議論の出発点ですが、これまでの傾向から見ても、大幅な引き上げはほぼ確実です。各社の今後の経営に直結する重要な情報として、十分にご注意ください。

厚生労働省HP https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_60788.html