厚生労働省より、5月27日付で令和7年の「職場における熱中症による死傷災害の発生状況」(確定値)が公表されました。
発表によると、令和7年における職場での熱中症による死傷者数(死亡・休業4日以上)は1,803人に達し、前年から546人(約4割)の大幅増となり、統計開始以来、過去最多を記録いたしました。これからの本格的な夏季を迎えるにあたり、各事業所におかれましては一層の警戒と対策の徹底をお願いいたします。
業種別の発生傾向や、発生月別の詳細な分析などの公表資料一式は、以下の厚生労働省公式ページよりご確認いただけます。
▼ 厚生労働省:令和7年 職場における熱中症による死傷災害の発生状況(確定値)を公表します https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_73330.html
💡 組合事務局より:熱中症予防対策の徹底をお願いします
統計開始以来最多という数字は、決して他人事ではありません。これからの季節、熱中症は命に関わる重大な労働災害となります。各事業所におかれましては、以下の基本対策をはじめとした「熱中症予防対策」の再点検と徹底をお願いいたします。
- 「WBGT値(暑さ指数)」の把握と活用: 作業場所の暑さ指数を測定し、リスクに応じた休憩を取り入れてください。
- こまめな水分・塩分補給: 自覚症状がなくても、定期的・強制的に水分と塩分を摂取できる環境を整えてください。
- 事前の気候への順化(体を暑さに慣らす): 梅雨明けや急に暑くなった日は特に危険です。徐々に暑さに慣れさせる作業計画を立ててください。
- 風通しの良い作業環境の確保: 屋外での日よけの設置や、屋内でのエアコン・扇風機の適切な稼働を確認してください。
「体調がおかしい」と感じたら我慢せず、すぐに周囲に伝える風通しの良い職場づくりも大切です。全事業所で「熱中症ゼロ」を目指し、安全第一での業務推進をお願い申し上げます。