国土交通省 物流・自動車局長より、年末年始の輸送の安全確保を目的とした「令和7年度 年末年始の輸送等に関する安全総点検」の実施について通知がありました。
物流が集中するこの時期、事故やトラブルはそのまま「運送事業者の信頼度」に直結します。本総点検は、単なる形式的な手続きではなく、プロの事業者として社会的責任を果たすための極めて重要な機会です。
令和7年12月10日(水)〜 令和8年1月10日(土)
この総点検は、近年の重大事故の発生や、「2024年問題」後の物流の持続可能性が問われる中で、行政が運送事業者に対して「安全管理の徹底」を強く求めている明確なメッセージです。
年末年始は、人の移動と貨物の輸送がピークを迎えます。疲労の蓄積や、混雑による焦りから、重大事故のリスクが最も高まる時期です。この総点検を通じて、事業者が「運行計画」と「健康管理」を徹底しているかを再確認することが、事故防止に直結します。
この総点検は、行政に言われたからやる「義務」ではなく、「自社の安全体制を客観的に見直す絶好の機会」と捉えてください。
点検表のチェック項目は、そのまま「プロの運送事業者に求められる最低限の安全基準」です。これをクリアすることは、荷主からの信頼を勝ち取るための基礎体力となります。
下記要領に基づき、総点検の実施と、結果の提出をお願いいたします。
この年末年始、すべての組合員が安全を確保し、無事故・無違反で乗り切るために、ご協力をお願い申し上げます。