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 睡眠時無呼吸症候群(SAS)は、睡眠中に頻繁に呼吸が止まったり、止まりかけたりする状態(睡眠呼吸障害)が繰り返されるために、質の良い睡眠が取れず、日中に強い眠気や疲労等の自覚症状を伴う病気ですが、自分では自覚しにくい危険性があります。
 SAS患者は、居眠り運転を起こす危険性がある上、治療をせずに放置すると命にかかわる合併症(高血圧、狭心症、心筋梗塞、脳梗塞等)を引き起こすおそれもあります。これらの疾病は、運転中の突然死にも繋がる健康起因事故の主原因でもあります。
 また、令和4年4月より、SASが原因と疑われる事故が発生した際、自動車事故報告書の「推定原因」に事故の原因として疑われる疾病名を明記し報告すること、さらに、令和7年4月からは、事故前後のSASを含む健康に関するスクリーニング検査の受診状況について報告するよう「自動車事故報告書等の取扱要領」が一部改正されました。全ト協では事業者に対して全ト協や各都道府県トラック協会が実施しているSASスクリーニング検査助成事業の活用を呼び掛けています。

※検査の頻度は3年に一度が目安です。また、雇い入れ時はもちろん、職種変更や体重が急増したような場合にも検査を勧めます。
※一度に全員の受診が難しい場合は、リスクの高い人から優先順位を決めましょう。
※SAS対策に取り組みたい事業者様におかれましては、睡眠時無呼吸症候群(SAS)対策セミナー(WEBオンライン)を実施しておりますので受講ください。

「大切なドライバーにSASスクリーニング検査を!」(令和7年5月)チラシを作成しました | 全日本トラック協会 | Japan Trucking Association